B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS- レポート

9月20日に日産スタジアムで観てきたB'zのLIVEの模様を振り返って見ます。
私にとって5年ぶりとなるLIVE参戦でした。
B'zは20周年、そのうち私のファン暦は13年ほどですが、
今まで行ったLIVE計7回の中でも、今回もまた特別な思い出が出来ました。
もう終った公演なので、ネタバレも何もないでしょうから、セットリストごとに行きましょう。
長いです。


新横浜駅を降りると、すでにそれらしい人達の集団が目的地を目指していた。
2002年以来久々の日産スタジアムなので、ちゃんと迷わずに行けるか心配だったけど、彼らについていけば間違いがない。


長蛇の列が出来ていた

そんなこんなで16時前には会場へ到着した。
開演は18時から。まだ少し時間がある。
そこでグッズ購入の列に並んだ。
今回はツアーTシャツに気に入ったデザインがなかったので、
グッズ購入は躊躇っていたけど、せっかくだから何か記念になるものがひとつ欲しい。
と言うことで、ツアートラックのミニカー(1,500円)を購入。


列に並んでから買えるまで、だいたい1時間弱でした。
日本人は並ぶのが好きです。


グッズ売り場に並ぶ人々

買うものも買ったので、中に入った。
私の席は、もう終ったから書くけど、サイドスタンドN2階N25、20列465番でした。
お隣だった人、私があの時の人ですよ〜。
位置的にはセンターステージを真正面から見る形で、座席はだいぶ上の方でした。
この日は幸い良い天気だったけど、ここならもし台風が直撃していても、濡れる心配はなかったんじゃないかなぁ。

入場すると、すでに恒例となっている新聞冊子を貰える。
GLORY TIMESというペーパー。
ファンクラブ会報のような内容となっている。


席に陣取った頃には、なにやらステージでイベントをやっていた。
どうやら素人によるカラオケ大会(というよりモノマネ大会だな)だ。
出場者は、さすがにああいうところに出ようと言う気になった人だけに、みんなブっ飛んでいたねぇ(笑)。
形態模写が完璧な人とかもいて、スタンドで見ていた人からも失笑爆笑が飛んでいた。
まぁ、お祭り前の前座としては盛り上がったからいいんじゃない。

そんなこんなでいよいよ開演です。
証明が落ち、スクリーンに映像が映し出される。
海の底から海面を目指していく風景。
そこに20周年を振り返るように、過去の映像が流れる。
そして浮き上がる瞬間、LIVEは始まった。

金髪の女性がステージに登場。発したのは・・・。

「Well I really dont know how to say, but I guess I love you」


01.BAD COMMUNICATION -ULTRA Pleasure Style-
おお、いきなりバッコミ来ました。やっぱり大盛り上がり。
しかもアレンジがお気に入りのウルプレスタイル。
ボーカルの稲葉さんの声もどうやら絶好調っぽい。
高音シャウトが炸裂した。

02.ultra soul
イントロの大歓声の後の、「ウルトラソウルコール」は燃えるなぁ。

曲が終って、恒例の掛け声。

『B'zのLIVE-GYMへようこそ!』

03.裸足の女神
後半戦に来るイメージの強いこの曲が3番目。
さすがはPleasureライヴ。人気曲を出し惜しみしません。
スタンドにマイクを向けてサビを歌わせるところは大合唱。

04.BLOWIN'-ULTRA Treasure Style-
この曲もやっぱり人気あるんだねぇ。
シェーンのドラムプレイが始まるとボルテージが上がった。

05.ねがい
この曲はLIVE初経験。シングルバージョンだね。
ねがいよ叶えいつの日か そうなるように生きていけ
メッセージ性の強い名曲です。大好き。

06.今夜月の見える丘に
照明効果が印象的だった。

07.もう一度キスしたかった
この曲もやっぱり大人気。
曲の〆は恒例の「恋はみずいろ」の引用。
松本さんがギターを泣かせまくりです。痺れます。

MC

08.恋心(KOI-GOKORO)
久々に踊りました、この振り付け。
やっぱ楽しいなぁ。
恋心、忘れたくないっすね〜(笑)。

09.孤独のRunaway
たぶん初体験の曲だと思う。
コアなファンは大好きな曲のようで、おおっというどよめきが。
この曲を聴くと高校時代の友人Uを思い出す。
彼もこの曲が好きでCD交換とかしたなぁ、と。

10.Don't Leave Me
キター!私の一番好きな曲!
なんとなく演ってくれるような期待は持っていたのだけど、
実際イントロを聴いたら鳥肌立っちゃいました。
連続シャウトも健在で何より。

11.OCEAN
バラードが続きます。美しいメロディ。
入院中によく聴いていた曲なんです。

12.NATIVE DANCE
紛れもなく初体験。妙な振り付けも初体験(笑)。
超メジャー曲が続いていた中、異色の登場でした。

ここでステージが暗転し、なにやら設置し始めました。
ワンコーナー始まるようです。
セットには「SOUND JOKER」と記されています。
何だろうと思っていたら、B'zの2人が椅子に座り、2人だけでトークを開始しました。
これがまた可笑しくって。
稲葉さんはTVで見るブスっとした印象が嘘のように(笑)、上手にトークを進行していくのですが、
相方の松本さんはと言うと、台詞が完全棒読みなのです(笑)。
稲葉さんの問いかけに、「そうでしたねぇ」と棒読みで答えるのが可笑しくて、スタンドは笑いに包まれました。
それにしても松本さんの声がずいぶん掠れていたのが気になります。酒焼け?

このコーナーではまさに20周年を振り返るべく、
デビュー当時のTV出演の映像が流れたり(この映像もまたなんというか・・・大盛り上がりでした)、
当時の様子を2人で語ったり、そして結成の日の出来事の再現をはじめました。
「SOUND JOKER」というのは2人が出会ったスタジオの名前。
ファンなら誰でも知っている、この場所で行われた即席セッション。
そこで演奏したのがビートルズの曲でした。
今回はその中から・・・。

13.Oh! Darling (ビートルズ)
ボーカルとギターのみで当時を再現。
これが始まりだったのですね。

14.だからその手を離して(カラオケバージョン)
デビュー当時は生バンドではなく、TV出演はカラオケ。
なんと、今回そのカラオケでデビュー曲を歌ってくれました。
それまで聴いてきた生音と比べると、やっぱり劣りますね。
でもB'zライヴでカラオケってのもまたある意味新鮮でした。

15.いつかまたここで
このコーナーラストは新曲。
テレ朝のドラマ主題歌に決まった曲。
ギターのみでしたけど、なかなか良い曲でした。

16.ONE
ここからは元のステージに戻ります。
1999年のこの場所でも演奏された曲。名曲ですなぁ。

17.LOVE PHANTOM
イントロを聴くと大歓声。やっぱり大人気曲です。
客席方向に向かって放たれるグリーンのレーザーが美しい。

18.ZERO
久しぶりに来ました。かつての皆勤曲。
キーボードの増田さんの見せ場ですね。

19.juice
実はあまり好きな曲ではないほうですが、
この曲のYeah!Yeah!の掛け合いは燃えますねぇ。
容赦のない稲葉氏(笑)。酸欠になりそうなほど叫びました。

20.愛のバクダン
ノレますねぇ、この曲。気持ちいい!

21.BANZAI
DVD見ておいてよかった〜。
おかげでちゃんと万歳できました(笑)。

22.Brotherhood
B'zにとってもファンにとっても特別な曲。
あのイントロを聴くだけで涙がこみ上げます。
「同じ道を行くわけじゃない それぞれの前にそれぞれの道しかないんだ」
でも
「道は違っても一人きりじゃないんだ」
こんなメッセージを送られて泣けないはずもありません。

23.ギリギリchop
本編ラスト。
席に着いた時にピンクのタオルが装着されていたので、ああこの曲をやるんだなと予想はついていました。
腕が痛くて上がらなくなるほど、タオル回し(プロペラ)をしました。

ENCORE

24.GLORY DAYS
アンコール一発目は新曲。
これ好きだなぁ。メロディも歌詞も良い。
今後の節目での定番曲になりそう。

25.RUN
たいていいつものLIVEの締めになる曲。
感動的な名曲です。
もう恥も外聞もなく歌うしかありません。
だけど、何かを忘れているような?
そんな疑問が自分の中にあったのも確かでした。

26.Pleasure 2008 〜人生の快楽〜
そう、この曲です。
Pleasureライヴなのに、この曲をやってませんでした。
これをラストに持ってくるとは、意表をつかれました。
この曲はB'zと共に進化、成長してきた曲です。
20周年のラストを飾るのに、相応しいのかもしれません。

「せーの、お疲れ〜!」

こうして楽しい時間は終りました。
エンディングSEで再びいつかまたここでが流れる中、B'zの2人がステージを降り、アリーナを一周します。
見ればファンとハイタッチしてます。
くぅ、これがアリーナ席の特権かぁ。
それを眺めながら日産スタジアムを後にしました。

帰りは大音響に耳が馬鹿になっていて、祭り後の空しさも相まって、
新横浜までボーっとしながら歩きました。
宴は終った。明日から何を糧に生きていけばいいんだろう。
でも、RUNが始まる前に稲葉さんが叫んでいた言葉がよみがえります。
生きていよう。生きてまた絶対この場所に来よう。
何度見に行っても最終的に思うのはただひとつ。
最高!また絶対行きたい!これなんですねぇ。
この日のPleasure(喜び)を胸に、明日からも生きていきます。


おまけ
駅までの道で貰った朝日新聞の号外





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